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フラワーデザイナーの日誌

  • 2004年1月11日「ホテル編」 - 式の直前に -
  • お昼を過ぎて今日の婚礼のブーケもほとんど美容室へ届け終わり、ほっと一息ついていたところに電話がなった。相手はチャペルに待機しているサービスのスタッフで、これから挙式されるお嬢様のブーケから薔薇が落ちたのですぐに来て欲しいというのだ。

    そのブーケは私が作ったものだった。今はチャペルの横にあるお部屋で待機中ということだったのですぐに花と道具を持って走った。チャペルでのお式の場合、まず親族控え室でご両家の親族紹介をした後に新郎新婦とご両親が先にチャペルへ向かわれる。

    新婦様とお父様はチャペルの隣にあるお部屋で親族と来賓が全員チャペルに入られるまで待機し、全員が入られた後にお部屋から出てこられてチャペルに入場という流れだ。だから私が呼ばれたのは本当にチャペル入場の寸前だったのだ。

    サービスのスタッフに聞くとどうして花が落ちたのか誰も状況が分からなかった。とりあえず新婦様に断ってブーケをお預かりし、廊下の端の方でブーケを調べた。

    落ちた薔薇を見たところ抜けたのではなくて折れた形跡があったので、ブライディーに残っているはずの茎を探す。折れたのは新婦様のちょうどお腹の辺りに来る薔薇だった。

    そこに持ってきた新しい薔薇を挿し直して、新婦様に直した場所を説明した。薔薇の花びらについた傷などから見て、ドレスに引っ掛けて折れてしまったようだったのでブーケの持ち方のアドバイスをして満足していただいた。ご自分でも引っ掛けたような気がしていたらしい。

    ブーケから花が抜け落ちるなんて絶対にあってはならないことなので、実際に自分で確認するまではかなりドキドキした。抜けないように作り、確認していてももしかしたら・・・と思って心配だった。

    とりあえず自然に抜けたのではないことがわかったし、新婦様も自分の持ち方が悪かったとおっしゃっていたので一安心。大きなクレームにつながるようなことにならなくて良かった。

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