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  • 2001年10月27日「ホテル編」 - リングガール -
  • ホテルに来てからまだ一週間。それなのに今日から一人でチャペルを担当することになった。本当は誰かつけたいところだけど、人手が足りないからと言われてしまった。

    でもその方が早く慣れるし覚えられるかもね。・・・と自分を励まし(?)ながら一人でチャペルに向かった。

    チャペルに入るまでの通路は左右に大きな窓があり、朝は日が差すのでとても明るい。朝早いと誰も来ていないので静かだし、場所のせいかちょっと神聖な感じがするのだ。

    チャペルに入ってしばらくすると牧師さんや聖歌隊の人が出勤してくる。牧師さんは背がすらっと高くてまだ若そう。30代くらいかな。

    どこの国の人か分からないけど金髪の男前だ♪聖歌隊の人は4,5人くらいかな。それとパイプオルガン奏者の人と。出勤するとみんなで打ち合わせをしてその日に挙式するカップルの確認をする。

    その後各自で発声練習を始めてリハーサルをするのだ。その歌声がとてもすてきでちょっと目がウルウルしてくるくらい感動する。なんてさわやかな朝でしょ(うっとり)♪挙式前のチャペルはなかなかすてきなのだ。

    いよいよ挙式が始まってチャペルの横で待機していると、私の後ろに黒いスーツをきた女性がずっと立っているに気づいた。このホテルでは約10カ国の人が働いていて、仕事も100種類ほどあるという。

    なんの仕事をしているのかなと思って聞いてみると、「リングガールの母なんです」と言われた。

    リングガールとは名前の通り結婚指輪を運ぶ役をする女の子のことだ。他に花嫁さんのベールを持ったり、バージンロードに花びらをまいて歩くフラワーガールなどがある(ボーイの場合もある)。

    でもこの女性は別に挙式しているカップルの親戚とかではなくて、それを仕事にしている人なんだとか。お母さんは日本人だけど女の子の顔立ちを見てみるとどうやらハーフらしい。

    ただバージンロードを歩くためだけに派遣されてきたのだ。こんな仕事があるなんて知らなかった~。それにしても彫りの深い顔に茶色のクリッとした大きな目、ふわふわの髪。天使のようだわ。めっちゃかわいいー♪

    女の子たちが着ているドレスなどは全部その派遣会社が用意するらしい。どれくらいの歳まで仕事できるのか聞いてみたら、年齢は特に決まっていないけど、あまり大きくなりすぎたらよくないので成長次第で辞めるのだそうだ。

    そっかー。今しか出来ないいい経験なのね。お姉さんはうらやましいよ。それにしても見た目を重視する日本人のツボをついた商売だと思った。

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