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フラワーデザイナーの日誌

  • 2001年10月22日「ホテル編」 - 初めてのラウンジ -
  • 昨日の慌ただしさとは打って変わって今日の作業場はかなり落ち着いていた。でも平日は出勤する人が少ないのでやることは割と多い。午前中は館内のあちこちに飾られているお花のメンテナンスで終わってしまう。

    まずは朝一番にチャペルに行ってバージンロードに沿って飾っていたライナーとチャペルの正面の左右に飾られている2つのアレンジメントを撤去。それにチャペルに通じる通路に置かれているアレンジメント2つを新しいのと入れ替える。

    次は五階にある少し大きめのアレンジメントをメンテナンスし、また地下に戻って回収したお花を片付ける。

    今度は一階のロビーに飾られているアレンジメントのメンテナンス。大きな壷4つをメンテナンスして小さなアレンジメントを9つ新しいのと入れ替える。

    メンテナンスは悪くなった花を抜き、花粉を取り、お水を入れて霧吹きをかけ、もし花が少なくなったら代わりの花を挿す。

    でもロビーでの仕事はこれだけじゃない。作業中にお客様からいろんなことを質問されるので、その時はホテルマン(ウーマン?)として対応しなければいけないのだ。

    例えばトイレやエレベーターの場所を聞かれたら、ただ言葉で説明するのではなく、必ず作業する手を止めてその場所までお客様をご案内する。これを徹底するようにホテル側から言われているのだ。

    多いときはロビーに居る一時間くらいの間に何度もトイレやエレベーターとの間を往復することもある。他には「カメラのバッテリーはどこで売ってますか?」とか「薬をどこかで買えませんか?」といろいろ聞かれるのである。それも英語だったり・・・(!--)。

    ある程度ホテル内のことを把握しとかないと答えられないので大変だ。こんな風に午前中は過ぎてゆき、お昼からは高層階にあるラウンジにお花を置きに行く。

    このラウンジは会員制になっていて、エレベーターのボタンは専用の鍵がないと押せないのだ。会員は好きなときにそこで食事やアフタヌーンティーを楽しめるし、チェックイン・アウトも出来る。

    今日は初めてそのフロアに入った。いやぁ~、なんてエレガントな空間♪大阪市内が一望でき、ブランド物の食器にアンティーク調の家具。静かに流れるクラッシック。ゴミゴミした大阪のど真ん中にこんな場所があったとは。すてきだなー。キョロキョロ。

    ここには大きな壷の活け込みが1つと9つの花瓶に花束を入れる。月曜日はいつも花瓶の入れ替えと活け込みのメンテナンスをして、火曜日に壷の入れ替えをするそうだ。

    静かな空間でお客様がお話をしたり食事をされたりしているので、こちらもあまり音を立てないように気を使う。すてきなんだけどロビーとは違った気疲れが・・・。だってこのフロアにいるお客様はVIPということだろうし、その辺を花を持ってウロウロして目障りになっていたら困るよなー。

    花の入れ替えはすばやく、でも綺麗な立ち居振舞いが必要だ。自分のためにも花のことだけでなく、ホテルの人も見て勉強しよう。こういう所が街の花屋さんにはない勉強する機会なんだし。

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