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花と緑の習い事[ケイコとマナブ]

フラワーデザイナーの日誌

  • 2001年10月19日「ショップ編」 - 最後の日 -
  • とうとう最後の出勤日が来てしまった。急なことで今日までは辞める実感がなかったけど、さすがに当日になってみるとちょっと寂しい。でも今日はゆっくりひたる時間がなくて一日中バタバタ。

    次の日に結婚式のブーケやアレンジメントが入っていたので朝からその準備に追われていたからだ。ブーケは明日の午前中に神戸まで配達することになっているので、夕方からブーケを作り始めて朝すぐに出られるようにしておくのだ。

    ブーケの注文は滅多にないので前からとても楽しみにしていた。作るのは店長だけど、それを側で見られるのは勉強になる。一般的にはホテルでの結婚式ならそのホテルの中に入っている花屋さんに依頼することが多い。

    街の花屋さんにブーケを依頼する人はほとんどの場合、花にかかる値段を抑えたいからだ。今回は二万円で花嫁のブーケ、ヘアオーナメント、花婿の胸につけるブートニアのセットを作る。

    私は花婿さんのブートニアを作らせてもらった。花嫁さんのウェディングドレスとお色直しの黄色いドレス、両方に合う色のブーケが条件で、花はスイートハニーという薄い黄色のバラと白のトルコキキョウをメインに使った。

    ブート二アはスイートハニーとトルコキキョウのつぼみ、宿根スイートピーとアイビーを合わせて。久しぶりのワイヤリング、テーピングなので上手く出来るか心配だったけどなかなかかわいいブートニアになった♪

    明日はこれを花婿さんの胸につけるのかと思うとなんか嬉しい。最後の日にいい経験をさせてもらった。短い間だったけど周りはいい人ばかりで楽しく働いた。スタッフもそうだけど周りの商店の人やお客様にもかわいがってもらった。

    夏には近くの呉服屋さんのご主人がアイスクリームを挿し入れてくれたり、隣のコンビニの店長は冷たいものをよく持ってきてくれた。

    お客様がわざわざ月見団子を買ってきてくれたし、一度は昼休みにプリンを持ってレジに並んでいたら向かいのビルを工事していたおじさんが「おっちゃんが買うたるわ」。

    そのおじさんは次の日にもゼリーをお店まで挿し入れてくれたっけ。甘いものを挿し入れてくれたからいい人ってわけじゃないけど、本当に多いのだ。

    きっとホテル店ではお客様とお花の話をすることが少なくなると思う。そこが寂しいけどこの店で経験したことを生かして、さらに磨いていい仕事が出来るようになりたい。

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