フラワーデザイナーの日誌を紹介しています。求人情報もたくさんあります。

植物広場

花屋>フラワーデザイナーの日誌>017

イラストウォーク

フラワーデザイナーの日誌

  • 2001年7月9日「ショップ編」 - 配達の苦労 -
  • 私が働いている店では配達は近くなら徒歩、自転車、車のどれかでこなしてちょっと遠いところや他府県へは一般の配達業者に頼んでいる。配達の中でも車はほとんどない。

    車を使っての配達はスタンド花を注文された時や、時間的に業者では間に合わない場合なので配達で車に乗る機会は少ない。一番多いのは自転車での配達だがこれが結構大変だ。

    この「結構大変」には2つの意味がある。1つは配達場所になかなかたどり着けず迷子状態の時の「大変」。もう1つは胡蝶蘭みたいな大きな商品を運ぶ時で、自転車をこぐのも危なっかしい状態の「大変」である。

    花屋さんに入ってすぐのころはちょっとお散歩気分で外に出られるのが嬉しかったし、自転車のかごにお花を入れて街中を走るのは何か花屋さんで働いてる感じがして楽しかったのだ(変?)。

    でもそれはたまたま迷子にならず、運びやすい商品だったから・・・ということが最近になって分かってきた。今月に入って配達は本当に「結構大変」であることを経験した。

    普通なら業者に頼む場所をお客様の時間の都合で急に配達に行くことになった。店から地下鉄で二駅近く先の北新地に自転車で蘭鉢を届ける依頼だった。クラブのママへのお祝いで店が開く前の17時から18時の一時間の間に届けるという条件だ。

    北新地までの道は分かりやすくて良かったのだが、遠い上に蘭鉢を前かごに乗せて人ごみを走るのは気を使う。しかも時間までに届けないといけないのでゆっくり走るわけにもいかず北新地に着くまでに疲れ果ててしまった。

    そして北新地に着いてからが問題だった。普通は街角やビルの入り口には「○○町×町目」と表示が出ているのに北新地のような繁華街にはそんな親切なものは無い。だいたいの場所は地図があるので検討をつけて行けるけどそこから探すのが大変だった。

    同じようなビルばかりだし上から下までクラブの看板だらけ。結局は自転車を降りて歩きながら何とか探し当てた。この時点で約束の時間の10分前(ふぅー)。

    北新地のクラブなんて滅多に入れないのでサインをしてもらっている間にちょっとキョロキョロ。はぁ・・・こんな世界もあるのね。へとへとになってクラブのグランドピアノの上に蘭を置いて帰ってきた。

    結局往復で一時間近くかかってしまった。「これだけ自転車こいだから今日で2キロは痩せたな(にっ)」と思って体重計に乗ったが変化なし。メモリを見てさらに疲れ倍増である。

    もう一件めっちゃ大変だった配達はこれも自転車で蘭鉢を運んだとき。それも2鉢。前かごに5本立ちの胡蝶蘭を乗せて、もう一鉢は袋に入れてハンドルのところにかけてこいだ。

    前かごに一鉢しか入らないのだから当然二回に分けて行くものだと思っていたら「場所が近いから一緒に行ってきてね」ときた(--!)。今回も距離があったけどそれ以上に5本立ちの胡蝶蘭のせいで前がよく見えないのが大変だった。

    必死で自転車をこいでるところに、すれ違うサラリーマンたちが胡蝶蘭を見て「お、あれは三万はするな」と値段をつけている。そんなことはいいからどいてー。

    背筋を伸ばしただけでは見えないので首まで伸ばしてヨロヨロとこぎ続け、迷子にもなり、挙句の果てにお客様は留守だった。仕方がないのでまた胡蝶蘭を持って帰った時には店の閉店時間。

    「早く店閉めて帰ろう♪」と思っていたら店長が「今お客様に電話したら帰宅されてたからもう一回行って来て」ときた。汗だくの私は今日こそ2キロは堅いと思った。配達が終わって戻るころには何か首がおかしくなっている。

    私もへとへとだけど胡蝶蘭もかわいそうだったな。自転車の揺れと風でストレスになってなければいいけど。そして今回もメモリは変化無しである。

花屋|フラワー教室|造園業|グリーンクリエイター|お問い合わせ

Copyright (C) 2017 植物広場 . All Rights Reserved